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四時の変化と関りのない書斎
しじのへんかとかかわりのないしょさい
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「宮本百合子全集 第三十巻」 新日本出版社
1986(昭和61)年3月20日
初出「住宅」住宅改良会、1924(大正13)年7月号
入力者柴田卓治
校正者土屋隆
公開 / 更新2007-12-22 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より




 特に夏期の書斎としての注文も思い当りません。余り明るくなく近くに樹木が欲しく、静かで空気の流通がよい処が書斎として四時の望みです。私は期節のうつりかわりを自分の書斎に導かない方を寧ろこのみます。四辺の自然が異った眺めを与えてくれる外には。
〔一九二四年七月〕



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