えあ草紙・青空図書館 - 作品カード


広告

婦人党員の目ざましい活動
ふじんとういんのめざましいかつどう
副題エロ班のデマに抗議する
エロはんのデマにこうぎする
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「宮本百合子全集 第十四巻」 新日本出版社
1979(昭和54)年7月20日
初出「働く婦人」1933(昭和8)年2月号
入力者柴田卓治
校正者米田進
公開 / 更新2003-07-06 / 2014-09-17
長さの目安約 2 ページ(500字/頁で計算)
えあ草紙で読む
HTMLページで読む

広告

find Kindle 楽天Kobo Playブックス

find Audible YouTube

本の感想を書き込もう web本棚サービスブクログ作品レビュー

青空文庫の図書カードを開く

find えあ草紙・青空図書館に戻る

楽天Koboで表紙を検索

広告

本文より




 ブル新が支配階級の道具であって、彼らの利益を守るように記事に事実でないことを書くことは、今度の共産党エロ班などということに実によく現れていると思います。
 同じ一つの新聞が、三田土ゴムの女工さんであった児玉しづ子をはじめ多くの婦人党員が、男の党員とともにめざましい働きをしたと書きながら、裏をかえすとまるで婦人党員は、家政婦の役だの色仕掛で金をまき上げるようなことだのばかりしていたように書き立て、しかも事実何人がその記事の種とされているかというと、たった一人。おまけにあとでその新聞が訂正を出したりしている。
 資本主義の行きつまりを、支配階級は戦争と、勤労階級を一層しぼり上げることによってぬけ出そうとしているが、このことは男よりやすい賃銀で十時間、十二時間働らかせられる勤労婦人をも、ついにふるい立たせています。婦人の幸福はプロレタリアの勝利がなければだめなことが、ソヴェト同盟の実例によって、わたしたちみんなにわかってきた。婦人の参加しないストライキ、小作争議というものは、今日はもうどこにもありません。
 大衆の先頭に立って闘うプロレタリアの党に献身的に活動する婦人がふえ、しかもあらゆる社会の層からそういう人々が出て来ることはまことに当然です。今後はますます勇敢な勤労婦人がプロレタリアの党のために働き、百人千人の前衛婦人が生れるでしょう。
 一人でも多く勇ましく、しっかり闘うプロレタリアの婦人がいることを知るのは何という大きなわたしたちのよろこびでありましょう!
〔一九三三年二月〕



えあ草紙で読む

ライフメディアへ登録

Koboユーザー必見!
楽天スーパーポイントとは別に
価格の5%がポイントに!

find えあ草紙・青空図書館に戻る

© 2016 Sato Kazuhiko