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相当読み応えのあったものは?
そうとうよみごたえのあったものは?
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」 新日本出版社
1981(昭和56)年3月20日
初出「日本読書新聞」1947(昭和22)年8月6日13日合併号
入力者柴田卓治
校正者磐余彦
公開 / 更新2003-12-23 / 2014-09-18
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より




 最近よんだものの中で(一)「強制収容所の十三ケ月」ヴォルフガング・ラングホフ著・舟木重信、池宮秀意共訳(創芸社)(二)「巣の中の蜘蛛」千田九一訳(宝雲社)などからつよく印象づけられました。(一)はナチスの非人間的な強圧に対してドイツの民主的な人々がどんなにたたかったかということについて感銘しました。日本の政府はこの強制収容所のまねをして予防拘禁を人民強圧の方法としたのですから。(二)落華生という中国作家は魯迅ともちがう角度で中国の女性のめぐりあわせに対する非抵抗の底にある抵抗力のつよさを語っています。
〔一九四七年八月〕



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