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「花妖」作者の言葉
「かよう」さくしゃのことば
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「坂口安吾全集 05」 筑摩書房
1998(平成10)年6月20日
初出「東京新聞 第一五九二号」1947(昭和22)年2月16日
入力者tatsuki
校正者藤原朔也
公開 / 更新2008-05-25 / 2016-04-15
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より




 この小説は今までの新聞小説といくらか違って、場面や事件が時間的な順を追うて展開せず、心理の流れに沿うて、時間的にも前後交錯し、場面と人物も常に変転交錯しつゝ展開して行きます。
 物語のかような心理的展開法は近代文学のあたりまえの型ですが、少しずつ毎日に分けて読む新聞小説では、前後の脈絡をたどるに不便ですから、余り試みられたことがなかったようです。
 作者は敢て新型をてらうものではありません。この形式が物語の最も自然な展開法で、今日の我々の情意にとって最も素直な分り易いものであり、作者にとっても語り易い方法であると信ずるからであります。
 幾人かの主要人物が各自独自の問題と生き方と事件をひっさげて、初めから交互に明滅変転しますから、人物と場面の変化の激しさになれるまで、初めは切り抜きでもとって読んで下されば幸じんです。



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