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『それから』予告
『それから』よこく
作品ID4681
著者夏目 漱石
文字遣い新字旧仮名
底本 「漱石全集 第十六巻」 岩波書店
1995(平成7)年4月19日
初出「大阪朝日新聞」1909(明治42)年6月20日、「東京朝日新聞」1909(明治42)年6月21日
入力者砂場清隆
校正者小林繁雄
公開 / 更新2003-04-19 / 2014-09-17
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)

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本文より




 色々な意味に於てそれからである。「三四郎」には大学生の事を描たが、此小説にはそれから先の事を書いたからそれからである。「三四郎」の主人公はあの通り単純であるが、此主人公はそれから後の男であるから此点に於ても、それからである。此主人公は最後に、妙な運命に陥る。それからさき何うなるかは書いてない。此意味に於ても亦それからである。



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