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漂著石神論計画
よりいしがみろんけいかく
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「折口信夫全集 3」 中央公論社
1995(平成7)年4月10日
初出「民俗学 第一巻第一号」1929(昭和4)年7月
入力者門田裕志
校正者仙酔ゑびす
公開 / 更新2007-05-16 / 2014-09-21
長さの目安約 4 ページ(500字/頁で計算)
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本文より

1 柳田先生の民俗学的研究上、一大体系をなす石信仰。今新な回顧の時に達した。
2 諸国海岸に、古代より神像石の存在した事実。
3 神像石の種類。
 a 定期或は、臨時に出現するもの。
         ┌イ、海岸。
 b 常在するもの┤ロ、海岸から稍隔つた地。
         └ハ、海中の島又は、岩礁。
4 神像石の様態。
 a 唯の石であるもの。
 b 神の姿を、想見せしめる程度のもの。
5 この論は、此を出発点として、漂著神信仰の中、石神の件を考へる。
6 3のイ・ロ・ハは、海岸に出現する形が、最、普通であり、正確なものである。此が、浜を遠ざかる程、村の生活が、山手に移つた事を示す。ロ・ハは、遥拝信仰発達の一過程であるが、其多くは、神幸の儀式を行ふ前の、足だまりとなる地点であつた。
7 「遥かの沖にも、石はあるもの。夷ノ御前の腰掛け石」の唄。
8 腰掛け石と、影向石と。
9 五郎投げ石・力持ち石。
10 村岡五郎――相州の巨人伝説。
 a 曾我。
 b 鎌倉。
11 石つぶて。
12 おひし。
 a 生石
 b 大石
13 一夜、忽然出現。
14 石を以てする神出現の証――地蔵。
15 石出現の夜の行事。
16 石と、成年戒と。
17 印地打ちと、成年戒と、石の洗礼と。
18 石の旅行性(自力ならぬ)・植物旅行性。
19 石の人による旅行。
20 石の分霊観。
21 人にとられると同時に、大きくなる。
   育て主を待つ。之が極ると、急に大きくなる。
              ┌翁
 a 大きくなる者――育み人┤
              └少女――後、夫婦
 b 小さいまゝの者
22 育み人有勢な場合。
 a 少彦名――つき物
 b 天日矛の石及び珠――夫婦
23 より石と、巫女と。
24 玉の歌。
 a 魂関係
 b より来る玉
25 玉は石か、貝か。
26 装身具以外の玉。
27 玉がしはを、石とする説。
   玉を盃に入れること。
28 海祇の玉献上と、降服。
29 玉の大きくなる事。
30 世襲の玉と、その増殖した物を伝ふる家系。
31 玉を貰ふ事が、魂を貰ふことになる。――みたまのふゆ。
 a 定期 歳暮
 b 臨時 みたま賜ふ
32 玉その物から、魂を托する物。みまのからに変化。
33 玉よる磯。
34 やぼさ――みまのより処。
35 対馬正式。
36 壱岐のやぼさ。
37 やぼさから、鬼塚へ。
38 鬼塚と、より神と。
   より神と称する物。
 a 建て物――海
     ┌イ、巫女の憑り神
 b 民俗┤ロ、盲僧の役神
     └ハ、陰陽師
39 神功皇后の石。子負の原の鎮懐石。
   壱岐の鎮懐石(石を栓として置く)。
40 石数増殖。
41 石成長。
42 鎮懐石の意義と、成女戒と。
43 鎮懐は、鎮魂の一方面であること。

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