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おもちゃ店
おもちゃてん
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「定本小川未明童話全集 3」 講談社
1977(昭和52)年1月10日
初出「読売新聞」1907(明治40)年5月12日
入力者ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正者江村秀之
公開 / 更新2013-12-24 / 2014-09-16
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


長二は貧乏の家に生まれて
おもちゃも持たずに
死んでしまった。
美しいガラス張りの店頭に、
西洋のぜいたくな小間物や、
赤、紫に、塗ったゴムまりや
ぴかぴかと顔の映る銀笛や、らっぱや、
なんでも子供の好きそうなものが
並べてあるのを見ると、
店のガラス戸を砕いて
それらのものをめちゃめちゃにたたき壊してやりたくなる。
隣に住んでいた、
あの貧しかった、哀れな長二のことを思い出したときに。



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