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鈴が鳴る
すずがなる
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「定本小川未明童話全集 3」 講談社
1977(昭和52)年1月10日
初出「おとぎの世界」1919(大正8)年8月
入力者ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正者江村秀之
公開 / 更新2014-02-03 / 2014-09-16
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
水で鳴る、空で鳴る、雲で鳴る。

あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
路で鳴る、丘で鳴る、森で鳴る。

月夜の晩に、
白い馬が、
銀の鈴を鳴らしてきた。

どこから、どこまで鳴らしてゆく。
西から、東へ、
鳴らしてゆく。

いつから、いつまで鳴らしてゆく。
坊やがおねんねする間。

りんりん、りんりん、
鳴らしてゆく。



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