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ばにばにきょうだいのはなし
ばにばにきょうだいのはなし
原題THE TALE OF THE FLOPSY BUNNIES
著者
翻訳者大久保 ゆう
文字遣い新字新仮名
入力者大久保ゆう
校正者
公開 / 更新2010-03-10 / 2014-09-21
長さの目安約 8 ページ(500字/頁で計算)
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本文より

[#挿絵]

[#挿絵]
[#挿絵]
マグレガーさんと ピーターと ベンジャミンの ちいさな おともだち みんなへ

[#挿絵]
 なんでも レタスを たべすぎると “さいみんこうか”が あるそうです。
 わたしは レタスを たべても ねむくなんか なりませんが、 そうはいっても わたしは あなうさぎでは ありません。
 さいみんこうかが てきめんだったのは、 なによりも ばにばにきょうだいの ことなのです!

[#挿絵]
 おとなに なった ばにばにベンジャミンは いとこの フロプシーと むすばれました。 だいかぞくを つくったこともあって、 せいかつは かつかつでしたが とても にぎやかでした。
 こどもたちの それぞれの なまえは わすれてしまいましたが、 まとめて フロプシーさんとこの ばにばにきょうだいと よばれています。

[#挿絵]
 いつも まんぞくに たべられたわけでは ありませんので ―― ベンジャミンは はたけを もっている フロプシーの おにいさん、 あなうさピーターのところへ いっては、 よく キャベツを いただいていたものです。

[#挿絵]
 たまに あなうさピーターのところにも わける キャベツの ないことが ありました。

[#挿絵]
 そういうときには ばにばにきょうだいが のはらを こえて、 マグレガーおじさんの おにわの うらにある おほりの なかの ごみやまへと むかいます。
 マグレガーおじさんの ごみやまは ごちゃまぜに なっていて、 ジャムのびんが あったり かみぶくろが あったり、 はたまた しばかりきに かられた くさの かたまり (これは いつも べとべとで)、 それから くさった ペポカボチャが ころころ、 はきふるしの ブーツが ひとつふたつ。 ところが あるひ ―― なんということでしょう! ―― そだちすぎて はなまで さかせてしまった レタスが まとまったかず みつかったのです。

[#挿絵]
 ばにばにきょうだいは それはもう レタスを たらふく たべました。 すると じゅんじゅんに 1ぴきまた1ぴきと ねむけに まけて、 かられた しばのうえに そのまま たおれていきます。

[#挿絵]
 ベンジャミンは こどもたちほど やすやすと まけはせずに、 おちてしまうまえ あたまに かみぶくろを かぶって はえよけにするくらいには めを あけて もちこたえていました。

[#挿絵]
 ばにばにきょうだいは あたたかい ひざしのもと すやすやと ねむっています。 おにわの むこうの しばちからは とおく しばかりきの カタカタという おとが きこえてきます。 おほりの へりのあたりで あおばえが ぶんぶん いったり、 1ぴきの ちいさな おばさんねずみが ジャムのびん ふきんの ごみを あさったり …

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