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手紙
てがみ
副題015 慶応元年閏五月五日 渋谷彦介あて
015 けいおうがんねんうるうごがついつか しぶたにひこすけあて
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日
入力者Yanajin33
校正者Hanren
公開 / 更新2010-08-12 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


○坂本龍馬ヨリ渋谷彦助へ−将軍上洛ノ件(包紙ウワ書)
「薩州御藩
渋谷彦助様
坂本龍馬
足下


 二白、本文ニ土方楠左(楠左衛門久元)ハ国本(土佐)より出候ものゝ内ニハ一寄咄合て遣候ものニて候よし、時情も存候ものなり。以後御引合在レ之候時ハ必此者がよろしく候、かしこ。
其後益御安泰奉二大賀一候。然バ此度土方楠左衛門上国より下り候。此者の咄、将軍家曽て伝聞の通り既ニ発足。東海道通行軍旅候て、人数五万と申事のよし、一件に付岩下左兄(方平)早々蒸気船を以て御国許ニ帰られ、今月十日頃ニハ西吉兄(西郷吉之助)及
小大夫(小松帯刀)
など御同伴のよし承り候、夫ニ付てハ私よりハ書状ハ御国ヘハ出し不レ申、兎も角も御老の上雅兄よろしく
土方楠左より長(州)及時勢被二聞取一の上久
ハ敷
御国ニ御伝ヘ可レ被レ下候、先ハ早々謹白候。
末五月五日
龍馬
渋彦大人
足下
追々
 来五月六日桂小五郎(木戸孝允)山口より参り面会仕候所、惣方長州の論とハかわり余程大丈夫ニてたのもしく存候。当時小五郎ハ大ニ用られ国論なとも取定候事書出候よしニて、ともに/\よろこび候事ニ御座候、かしこ



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