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手紙
てがみ
副題087 慶応三年八月十四日 三吉慎蔵あて
087 けいおうさんねんはちがつじゅうよっか みよししんぞうあて
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日
入力者Yanajin33
校正者Hanren
公開 / 更新2010-09-19 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


今日朔日兵庫出帆、同二日土佐ニ帰り、一昨夜土佐出帆、今日馬関ニ来ル」扨、京師の時勢ハ大様の所ハ御聞取も可レ在レ之候得共、一通申上候」薩此頃(大島吉之助等)決心、幕と一戦相心得候得ども、土佐後藤庄次郎が今一度上京をまち居申候。先頃私、後藤庄次郎上京して西郷小松と大ニ約し候事有レ之候故ナリ。(後藤庄次郎者今月十七日出京。)私事ハ是より長崎へ出候て、蒸気船を求候て、(使者又ハ飛脚ニ用ヒ候為小ナル蒸気ナリ。)早々上京と相心得申候」思ふニ一朝、幕と戦争致し候時ハ、御本藩御藩薩州土佐の軍艦をあつめ一組と致し、海上の戦仕候ハずバ、幕府とハとても対戦ハ出来申すまじく、御うち合も仕度候得ども何レ長崎よりかへりニ致し可レ申か」近日京師の戦ニ出候人ニハ少々御出し被レ成、地利など御見合可レ然と奉レ存候」私の船ハ夕方のしおに下り可レ申」何レ近日、先者草々、謹言。
十四日
龍馬
三吉慎蔵先生
坂本龍馬
左右



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