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手紙
てがみ
副題108 慶応三年九月二十四日 渡辺弥久馬あて
108 けいおうさんねんくがつにじゅうよんにち わたなべやくまあて
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日
入力者Yanajin33
校正者Hanren
公開 / 更新2010-11-08 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


 渡辺先生   左右
一筆啓上仕候。
然ニ此度云々の念在レ之、手銃一千挺芸州蒸汽船に積込候て、浦戸に相廻申候。参がけ下ノ関に立より申候所、京師の急報在レ之候所、中々さしせまり候勢、一変動在レ之候も、今月末より来月初のよふ相聞へ申候。二十六日頃は薩州の兵は二大隊上京、其節長州人数も上坂(是も三大隊斗かとも被レ存候。)との約定相成申候。小弟下ノ関居の日、薩大久保一蔵長ニ使者ニ来り、同国の蒸汽船を以て本国に帰り申候。御国の勢はいかに御座候や。又後藤参政はいかゞに候や。(京師の周旋くち下関にてうけたまわり実に苦心に御座候。)乾氏はいかゞに候や。早々拝顔の上、万情申述度、一刻を争て奉二急報一候。謹言。
九月廿四日
坂本龍馬



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