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手紙
てがみ
副題118 慶応三年十一月十日 林謙三あて
118 けいおうさんねんじゅういちがつとおか はやしけんぞうあて
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日
入力者Yanajin33
校正者Hanren
公開 / 更新2010-11-13 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


尊書よく拝見(但再度の)仕候。然ニ船一条甚因循のよし御苦心御察申上候。
別紙山崎へ送り候間、内[#挿絵]御覧の上山崎へ御送り(但シ其封へのりを付て)奉レ願候。
此上君をして船からでよの、なんのと云へバ、道理ニ於、私し不ルレ論ゼを得不レ申」思ふニ唯君のミならず、久年積学、もふ此頃ハ船の一ツも、私より御渡し可レ申ハ当然の所なるを、御存(知)の通の次第、ここに於ては私シ汗顔の次第なり。されバ此大極丸の一条ヘチヤモクレ、御一身おもしろくなしとくれバ、海援隊の名ハ身をよする所なれバ、持ておるがよろし。それとも幕へでも、薩へでも唯君をよろこび、君又天下に海軍を以てちからをのべたまふ所へ御出も、又御同意ニ候。もし是より又御進退の筋も在レ之候得バ、一通御達置可レ被レ遣候。
前条の下の段申上候は再度の御書中ニ於御察申、御尤の御事と奉レ存候。
先は早[#挿絵]、謹言。
 十一月十日




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