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獄中のコンミューンの戦士の詩を憶って
ごくちゅうのコンミューンのせんしのしをおもって
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「槇村浩詩集」 平和資料館・草の家、飛鳥出版室
2003(平成15)年3月15日
入力者坂本真一
校正者雪森
公開 / 更新2015-05-31 / 2015-03-08
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


コンミューンの戦士をして墓の中より起たしめよ、よし東方の墓堀り人夫らが
釘づけ、磐石の錘を据え置こうと
わが森山啓氏が肩をすくめ、全身の力もて突立ち上る時
あなたはアトラスのように地球の屈辱を荷わぬだろうか

わたしは獄中で
若い憂愁が瞼を襲うとき
いつもあなたのコンミューンの詩を想い出した

それはわたしらにとって無上の刺激剤だった
苦難の時代をわりあい間違なく進みえたことについて
わたしらは心からの感謝をあなたに捧げる

嵐はどよみ、戦列は地平に没しようと
誰かコンミューンの戦士をして蘇らせえぬか
あなたの詩が、新らしく南方の労働者の集会で読み上げられる時
あなたはアトラスのように地球の凱歌を荷わぬだろうか



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