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抒情小曲集
じょじょうしょうきょくしゅう
副題02 序
02 じょ
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「抒情小曲集・愛の詩集」 講談社文芸文庫、講談社
1995(平成7)年11月10日
初出「抒情小曲集」感情詩社、1918(大正7)年9月
入力者田村和義
校正者高柳典子
公開 / 更新2013-04-11 / 2014-09-16
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


 私にとつて限りなくなつかしく思はれるは、この集にをさめられた室生の抒情小曲である。彼の過去に発表したすべての詩篇の中で、此等の抒情詩ほど、正直ないぢらしい感情にみちてゐるものはない。それは実に透明な青味を帯びた、美しい貝のやうな詩である。そしてそのリズムは、過去に現はれた日本語の抒情詩の、どれにも発見することのできない珍しい鋭どさをもつて居る。そしてこの詩集は、北原兄の『思ひ出』以後における日本唯一の美しい抒情小曲集である。かういふ種類の芸術では、これ以上のすぐれたものを求めることは、今後とも容易にあるまいと思つてゐる。
萩原朔太郎



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