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『東京八景』あとがき
『とうきょうはっけい』あとがき
著者
文字遣い旧字旧仮名
底本 「太宰治全集11」 筑摩書房
1999(平成11)年3月25日
初出「東京八景」実業之日本社、1941(昭和16)年5月3日
入力者小林繁雄
校正者阿部哲也
公開 / 更新2012-03-03 / 2014-09-16
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


所收――「東京八景」「HUMAN LOST」「きりぎりす」「短篇集―一燈・失敗園・リイズ」「盲人濁笑」「ロマネスク」「乞食學生」

 作者が、作品に説明を附けると、讀者は、その説明文に頼り過ぎていけない。作品以外に説明文を熱心に讀む傾向があるから、いけない。いつの頃から、そんな傾向があらはれたものか、とにかく、惡い癖である。作者だつて、自作に就いて的確な説明は、容易に出來るものでない。
 このたびは、主として昨年後半期の作品を集めた。HUMAN LOST と、ロマネスクは古い。前者は、昭和十一年。後者は、昭和九年に書いた。HUMAN LOST は、ひどく亂れてゐる。思ひちがひして書いてゐるところもある。けれども、それも捨てがたいので、そのままにして置いた。
 他の作品に就いては、いま更めて言ふべき事も無い。
昭和十六年三月。



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