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ねがひ
ねがい
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」 国書刊行会
1991(平成3)年6月6日
入力者坂本真一
校正者良本典代
公開 / 更新2016-10-03 / 2016-09-09
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)

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本文より


あなたの白い手
冷くならんだ五指の甲でこの頬が打たれたい

落葉に敲かれるシルクハツトは悲しげである
凛乎と美しい反りで悲しげである

一座の花形 美少女の平手に敲かれる道化役の頬より悲しげである
キヤフエの紳士 白皮の手套に敲かれる酔漢の頬より悲しげである

ねがひは降りしきる落葉
素裸に立つ僕のからだは悲しげである



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