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聖の行くべき道
ひじりのいくべきみち
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「今野大力作品集」 新日本出版社
1995(平成7)年6月30日
初出「旭川新聞」1924(大正13)年3月31日
入力者坂本真一
校正者雪森
公開 / 更新2015-05-16 / 2015-03-08
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)

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本文より


そこはねずみも歩かない
歩くべきではない
ひじりの行くべき道である
空は明るく明るく
まひるの如くに明るい
一しきり降っていった雪は
野に山に路に庭に
夢見る様に積もっている
雪は白い何よりも白い
きよめられたる様に白い
天と地の合体の風景である
包む夜は厳に静かな
しらべをひっている
    *
ひじりの為めに撒いた敷物は
けがれる事を恐れている如くである



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