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嫁入前の現代女性に是非読んで貰いたい書籍
よめいりまえのげんだいじょせいにぜひよんでもらいたいしょせき
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」 新日本出版社
1981(昭和56)年3月20日
初出「女性改造」1924(大正13)年5月号
入力者柴田卓治
校正者磐余彦
公開 / 更新2003-11-15 / 2014-09-18
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より




 常識を働かせ、実際的な立場から考えると、性、育児教育等に関するよい書物も必要でしょう。私には一々指名出来ません。心の上から行くと頭に浮ぶだけでも、夏目漱石の「行人」「それから」「門」ツルゲーネフの「その前夜」「処女地」ロマンローランの「ジャン・クリストフ」名を一寸思い出せませんが、同じ人が女性を主人公として描いた最近の長篇。ガルスワージーの“saint's progress”バッチンスの“this freedom”その他、深く読むべきものが多いと思います。ゲーテの「親和力」アンリー・ファブルの昆虫記のようなものもよい本です。
 質問外のことですが、此等を書きながら私の心に起ったことを言わせて下さい。結婚が最も冒険であり一大事であるのは、運命的な要点が(其人等によって)他人の書いたどの本にも載っていないという事です。
〔一九二四年五月〕



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