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蛇と蛙
へびとかえる
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「夢野久作全集7」 三一書房
1971(昭和46)年1月31日
初出「九州日報」1923(大正12)年11月3日
入力者川山隆
校正者土屋隆
公開 / 更新2007-08-11 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より




 冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。
 秋の末になって一匹の蛇が蛙に近づいて、
「どうだい。今までは敵同士だったが、もう君をたべなくてもいいから仲直りをして一緒の穴へ入ろうじゃないか」
 と言いますと、蛙は眼をパチクリさして頭をふりました。
「嫌なこった。そんなことを言って来年の春あたたかくなったら一番に私をたべる積りだろう。私と仲よくしたいならふだんから私たちをたべないようにするがいい」



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