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手紙
てがみ
副題070 慶応三年五月中旬 寺田屋伊助あて
070 けいおうさんねんごがつちゅうじゅん てらだやいすけあて
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日
入力者Yanajin33
校正者Hanren
公開 / 更新2010-09-09 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


拝啓。
益御安泰奉二大賀一候。然ニ私儀此頃老主人よりよび帰しニ相成候て、国許ヘハ不レ帰、其まゝ長崎ニ於て、兼而召つれ候人数を御あづけ被レ申ことにて、私おして海援隊長と申付、則長崎ニて一局を開キ諸生のセ話致し申候。此頃主人の用物を大坂ニ送り候道にて、備後箱の岬のおきニて紀州明光丸と申船が、私のの船の横に乗掛候て、不レ計も私しの船ハ沈没仕候間、是より又長崎の方へ帰り申候。此度の事ハ紀州ハ何故の勢にや、あまり無礼なる事ニて私の人数及便船かりなど鞆の港にほりあげ、主人の急用ありとて長崎の方へ出帆仕候。
船のものハ申ニ及バず便船かりも皆金も何も
(以下断欠)
伏見宝来橋京橋の回船宿
大浜濤次郎事
寺田屋伊助様
才谷梅太郎事
取巻抜六
御直披
遠目鏡一つ

時計 一面



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