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手紙
てがみ
副題107 慶応三年九月二十日 木戸孝允あて
107 けいおうさんねんくがつはつか きどたかよしあて
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日
入力者Yanajin33
校正者Hanren
公開 / 更新2010-11-08 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


一筆啓上仕候。
然ニ先日の御書中大芝居の一件、兼而存居候所とや、実におもしろく能相わかり申候間、弥憤発可レ仕奉レ存候。
其後於二長崎一も、上国の事種々心にかゝり候内、少[#挿絵]存付候旨も在レ之候より、私し一身の存付ニ而手銃一千廷買求、芸州蒸気船をかり入、本国ニつみ廻さんと今日下の関まで参候所、不レ計も伊藤兄上国より御かへり被レ成、御目かゝり候て、薩土及云云、且大久保が使者ニ来りし事迄承り申候より、急々本国をすくわん事を欲し、此所ニ止り拝顔を希ふにひまなく、残念出帆仕候小弟思ふに是よりかへり乾退助ニ引合置キ、夫より上国に出候て、後藤庄次郎を国にかへすか、又は長崎へ出すかに可レ仕と存申候」先生の方ニハ御やくし申上候時勢云云の認もの御出来に相成居申候ハんと奉レ存候。其上此頃の上国の論は先生に御直ニうかゞい候得バ、はたして小弟の愚論と同一かとも奉レ存候得ども、何共筆には尽かね申候。彼是の所を以、心中御察可レ被レ遣候。猶後日の時を期し候。誠恐謹言。
九月廿日
龍馬
木圭先生
左右



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