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夢の国
ゆめのくに
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「火柱 第一卷第五號」 ほのほ會
1908(明治41)年7月15日
初出「火柱 第一卷第五號」1908(明治41)年7月15日
入力者匿名
校正者館野浩美
公開 / 更新2016-08-29 / 2016-07-27
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)

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本文より


雄心や花ふみにじりわか芽つみほゝゑむすべは知らずあらなむ

ふと行きてかへらぬ人よ掌をすべりて消えし玉ならなくに

身の秋にしのぶも悲し日陰草小さく咲きて散りし花はも

天つ世の魂の足音のきこゆらしゆめの国ゆくあかつきの時

思ひなゝあらそひもなき後の世は唯いとまあり眠る人のみ

つばさ破れ落ちしはやぶさやけ砂にうなじやかせて遠き空見る

うつくしき青葉の岡の殿づくり饑ゑし百人つちはこぶらし

花散りし胸の園生の垣ゆれて道行く人となりにける君

ますらをはつかれつゝみてよき妻のつかはれ人となりにけるはや

朝の風四里の麦生の波越えて多摩の川辺に人たづね行く



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