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![]() 「おうどうじだい」そうさくメモ |
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作品ID | 4163 |
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著者 | 宮本 百合子 Ⓦ |
文字遣い | 新字新仮名 |
底本 |
「宮本百合子全集 第十八巻」 新日本出版社 1981(昭和56)年5月30日 |
初出 | 「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日 |
入力者 | 柴田卓治 |
校正者 | 磐余彦 |
公開 / 更新 | 2004-04-24 / 2014-09-18 |
長さの目安 | 約 13 ページ(500字/頁で計算) |
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場所
大学の道。 Fu[#「Fu」は縦中横]の家。
此の家。 音楽会。 友達のうち。 郊外のトリップ 電車の中。 どこかの別荘。
――○――
○吉田さんのところ、
○フィティア 自分の部屋、ダニエルの、和田の。ホール、 ○病院、 ○キャムパス。リス、楓、ぬれて横わるパン、インディアン ダンス
○図書館(セミナー。ジェネラル。廊下。) ○往来、
插話は此処へ入る。 ――○――
○レークジョージ ○メゾン ファシール、 ○チョプスイ。
○アムステルダム(朝、夕方、夜) ○岩本さんのところ。
○バン コートランド。 ○オペラ。 ○芝居。 ○西村さんのところ。
〔欄外に〕插話。 講演会。(弘道会)
日米週報社より、本田が広告を見て訪ねて来たことをしらす。
一月 八日 セントルーク退院。
九日 の朝本田来る、みじめな様子。
の夜、よそに招かれた父を待って、マルセーユーのホールで話す。グランパが桜の花を書き、エニシアルを研究し、十二時過に、グリルでランチをとる。
十日 グランパを御飯に招き、マルセーユの額のかかった下のソーファーで、盛に議論した。ダディーは長野宇平治氏と話し、オーケストラは鳴る。
十一日 本田をたずねようとしてミルス・ホテルに行く番地をききに来る。ダディーはかえらず。自分は赤いスウェターを着る。ネクタイの先のほつれたのを縫ってあげる。
十二日 博物館、展覧会、活動、
十四 グランパに招かれて若松から、リデムプションを見る。
十五 未来の仕事(自分)についての議論
十六 第三木曜会へ一緒に行く、寒い日、かえりに一〇丁目の角でお茶をのむ、始めて石原さんに会う。グルグル廻る戸から出た彼の印象、妻沼さんのダディへのインビテーションをホールできき、いそいで、オムレットをたべて出かけた。
十七日 フィティアに行く。
十九日 ホテルで一緒に食事をし、夜はグランパがダディの packing を手伝う。三人で、夜フィテアにかえる。
二十日 ダディを二時四十分の汽車に見送り、三人で(三浦鍋太郎、矢野)サブに乗り、村川氏に会いたいと云うので、送ろうとするAを強いて一〇三町目でおろす。
二十二 Betrothal に行く約束があったので、Aに電話をかける。少し喉の工合が悪いと云う。気の毒に思いながら行く。二度目。マティネー。夕方早く B'way を歩いて帰る。せわしい夜の B'way
二十四日 ハムプテンのハムレット、和田と三人。(のろのろとして居る和田)和田の不自然な緊張と荒々しさが自分の心を苦しめた。風の激しく寒い日
二十五日 電話で、ワーレスロッジに行くことを告げる。
二十六日 夜電話にて話す
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