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しま
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「日本児童文学大系 第二八巻」 ほるぷ出版
1978(昭和53)年11月30日
初出「赤い鳥」赤い鳥社、1932(昭和7)年12月
入力者菅野朋子
校正者noriko saito
公開 / 更新2011-01-24 / 2014-09-21
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


島で、或あさ、
鯨がとれた。

どこの家でも、
鯨を食べた。

鬚は、呻りに、
売られていつた。

りらら、鯨油は、
ランプで燃えた。

鯨の話が、
どこでもされた。

島は、小さな、
まづしい村だ。
(註。鯨の鬚は、凧の呻りに用ゐられます。)



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