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大正十五年の文壇及び劇団に就て語る
たいしょうじゅうごねんのぶんだんおよびげきだんについてかたる
作品ID52750
著者牧野 信一
文字遣い新字旧仮名
底本 「牧野信一全集第二巻」 筑摩書房
2002(平成14)年3月24日
初出「新潮 第二十三巻第一号(新年特大号)」新潮社、1926(大正15)年1月
入力者宮元淳一
校正者門田裕志
公開 / 更新2011-07-25 / 2014-09-16
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)

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本文より


「唖者にも妻がある、彼自身に許されたる夢がある。」
 私は、いつか「環魚洞風景」といふ私小説の中で、唖子ノ一夢ヲ得ルガ如ク云々の諺を、そんな風に曲げて異人娘に答へた事がある。これが吾家の抱負では情けない、が質問に接した時それを思ひ出したので、答へとしては厭味で且つ見当はづれらしいが、誌して見た。



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