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あさ
作品ID53782
著者李 箱
文字遣い新字旧仮名
底本 「李箱詩集」 花神社
2004(平成16)年4月1日
入力者坂本真一
校正者hitsuji
公開 / 更新2021-11-08 / 2021-10-27
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)

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本文より


 妻は駱駄の様に手紙を呑んだまゝ死んで行くらしい。疾くに私はそれを読んでしまつている。妻はそれを知らないのか。午前十時電灯を消さうとする。妻が止める。夢が浮出されているのだ。三月の間妻は返事を書かうとして未だに書けていない。一枚の皿の様に妻の表情は蒼く痩せている。私は外出せねばならない。私に頼めばよい。オマエノコヒビトヲヨンデヤラウ アトレスモシツテイル



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