えあ草紙・青空図書館 - 作品カード

作品カード検索("探偵小説"、"魯山人 雑煮"…)

うし
うし
著者濤音
文字遣い新字旧仮名
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」 国書刊行会
1991(平成3)年6月6日
初出「沖縄毎日新聞」1912(明治45)年1月22日
入力者坂本真一
校正者きゅうり
公開 / 更新2019-11-23 / 2019-10-28
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
えあ草紙で読む
▲ PC/スマホ/タブレット対応 ▲

find 朗読を検索

本の感想を書き込もう web本棚サービスブクログ作品レビュー

find Kindle 楽天Kobo Playブックス

青空文庫の図書カードを開く

find えあ草紙・青空図書館に戻る

amazon.co.jp

本文より


お冠船に帆をおろすさわぎはやんで、
はやお主加那志前 お迎へか。
あれ楽の音がかすかに微かに浮んでくる
どれ黒髪□□梳さなをさう。

黄金三つ星てり渡る北京の都。
そこからおす唐 按司すゐ、
まばゆいばかりの尊いみ姿を
今日こそは妾もをがみにいきます。

島には雲わき燕がすぢかひに飛ぶ。
鴛鴦のやうなお冠船はふわふわと
湾内にねむつて濃い夢をむさぼる。
森には福木 黄いなる花さく。

お冠船をどりの日はいつごろか。
うしイは夜もすがら胸にゑがいた。
あてやかな若按司が紅ゝゆる振袖を、
または女躍 役者かこまやかな足どりを



えあ草紙で読む


find えあ草紙・青空図書館に戻る

© 2019 Sato Kazuhiko