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季節抄
きせつしょう
副題〔葩束を編みながら〕
〔はなたばをあみながら〕
著者森川 義信
文字遣い新字旧仮名
底本 「増補 森川義信詩集」 国文社
1991(平成3)年1月10日
入力者坂本真一
校正者フクポー
公開 / 更新2019-09-29 / 2019-09-03
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


葩束を編みながら美しく羞むひとよ
夕べバルコンの影の跫音の言葉なら
はるかな愛情も匂ふでせう

  ★

梢に鴉の喪章はゐない***
新しいアアチの青貝路にペンキの響き
自転車で春の帽子がかけてくる

  ★

樹樹の梯子を登りをりして歌ふものたち***
花に飾られた日射しの緑のブランコの
優しい肩にのりあなたは空まで駈けあがる

  ★

雲がじぶんでドアをあける
光りにまじつて小鳥の声もおちてくる
やはらかい枝や影がぼくを支へる



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