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たび
著者森川 義信
文字遣い新字旧仮名
底本 「増補 森川義信詩集」 国文社
1991(平成3)年1月10日
初出「ながれ」1935(昭和10)年4月、5月
入力者坂本真一
校正者フクポー
公開 / 更新2019-07-10 / 2019-06-28
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


渡り鳥の様に旅をしてみたい時がある
雲の様に旅をしてみたい時がある
風のままに漂々と旅をした俳人芭蕉を憶ふ
病の床にあれば一人旅を欲する――
  束縛された人生を思ふからである
  葬り去られた夢を思ひ出すに耐へられないからである
  そして吾今いたつきに泣く明日のない人間だからである――
旅を想ふ渡り鳥を思ふ雲を芭蕉を……



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