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作品ID | 54465 |
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著者 | 大倉 燁子 Ⓦ |
文字遣い | 新字新仮名 |
底本 |
「大倉燁子探偵小説選」 論創社 2011(平成23)年4月30日 |
初出 | 「ぷろふいる 三巻一二号」1935(昭和10)年12月号、「探偵文学 二巻一号」1936(昭和11)年1月号、「シュピオ 三巻五号」1937(昭和12)年6月号 |
入力者 | kompass |
校正者 | 門田裕志 |
公開 / 更新 | 2012-12-14 / 2014-09-16 |
長さの目安 | 約 2 ページ(500字/頁で計算) |
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ハガキ回答
[#挿絵]☆読者、作家志望者に読ませたき本、一、二冊を御挙げ下さい。
[#挿絵]☆最近の興味ある新聞三面記事中、どんな事件を興味深く思われましたか?
[#挿絵]フィルポッツの「赤毛のレドメイン一家」を井上良夫様の御訳で拝見して感動いたしました。バルナビー・ロスの「Yの悲劇」
[#挿絵]この春頃の新聞にあった「国際婦女誘拐魔」の記事を面白いと思いました。
(『ぷろふいる』第三巻第一二号、一九三五年一二月)
[#改ページ]
昭和十一年度の探偵文壇に
一、貴下が最も望まれる事
二、貴下が最も嘱望される新人の名
(一)探偵もの全盛を望む。
(二)木々高太郎先生。
(『探偵文学』第一巻第一〇号、一九三六年一月)
[#改ページ]
お問合せ
一、シュピオ直木賞記念号の読後感
二、最近お読みになりました小説一篇につきての御感想
一、あまりにも複雑な感情で一杯でしたので、おハガキでお答えするほど簡単な気持にはなれません。
二、最近知ったある婦人から、嘗つてその人が満洲で馬賊を働いていた時の話を聞きました。それがいかにもグロテスクで怪奇味があり興味があったので、急にもう一度支那小説を読んでみたくなり、支那文学大観の聊斎志異などをくりかえしてみて大変に面白く思いました。
(『シュピオ』第三巻第五号、一九三七年六月)