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人生
じんせい
著者
文字遣い新字新仮名
底本 「竹内浩三全作品集 日本が見えない 全1巻」 藤原書店
2001(平成13)年11月30日
入力者坂本真一
校正者雪森
公開 / 更新2014-11-15 / 2014-10-13
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


映画について

むつかしいもの。この上もなくむつかしいもの。映画。こんなにむつかしいとは知らなんだ。知らなんだ。

金について

あればあるほどいい。又、なければそれでもいい。

女について

女のために死ぬ人もいる。そして、僕などその人によくやったと言いたいらしい。

酒について

四次元の空間を創造することができるのみもの。

戦争について

僕だって、戦争へ行けば忠義をつくすだろう。僕の心臓は強くないし、神経も細い方だから。

生活について

正直のところ、こいつが今一ばんこわい。でも、正体を見れば、それほどでもないような気もするが。

星について

ピカピカしてれや、それでいいのだから。うらやましい。



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