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水底の感
みなそこのかん
著者夏目 漱石
文字遣い旧字旧仮名
底本 「漱石全集 第十二卷 初期の文章及詩歌俳句」 岩波書店
1967(昭和42)年3月30日
入力者フクポー
校正者きゅうり
公開 / 更新2019-12-09 / 2019-11-24
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


水の底、水の底。住まば水の底。深き契り、深く沈めて、永く住まん、君と我。
黒髮の、長き亂れ。藻屑もつれて、ゆるく漾ふ。夢ならぬ夢の命か。暗からぬ暗きあたり。
うれし水底。清き吾等に、譏り遠く憂透らず。有耶無耶の心ゆらぎて、愛の影ほの見ゆ。
――明治三十七年二月八日寺田寅彦宛の端書に――



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