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黄昏
たそがれ
著者
文字遣い旧字旧仮名
底本 「三好達治全集第一卷」 筑摩書房
1964(昭和39)年10月15日
初出「四季 第十六號」1936(昭和11)年3月
入力者kompass
校正者大久保 知美
公開 / 更新2018-09-25 / 2018-08-28
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


どこかで鳥の聲がする 雪の山の黄昏時
私は一つの尾根に彳つ 谿間の宿のランプの灯
私の部屋の小さな窗 窗に映つた帽子の影
あはれあはれ それは思出のやうに見える 微かな谿の水の聲



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