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巌頭の感
がんとうのかん
著者藤村 操
文字遣い新字新仮名
底本 「現代日本記録全集 16 青春の記録」 筑摩書房
1968(昭和43)年11月25日
入力者かな とよみ
校正者sogo
公開 / 更新2019-05-22 / 2019-04-26
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


 悠々たる哉天壌。遼々たる哉古今。五尺の小躯を以て此大をはからむとす。ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチーを価するものぞ。万有の真相は唯一言にして悉す。曰く「不可解」。我この恨を懐いて煩悶終に死を決するに至る。既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。始めて知る、大なる悲観は大なる楽観に一致するを。



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