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手紙
てがみ |
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作品ID | 51381 |
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副題 | 001 嘉永六年九月二十三日 父坂本八平直足あて 001 かえいろくねんくがつにじゅうさんにち ちちさかもとはちへいなおたりあて |
著者 | 坂本 竜馬 Ⓦ |
文字遣い | 新字旧仮名 |
底本 |
「龍馬の手紙、宮地佐一郎」 講談社学術文庫、講談社 2003(平成15)年12月10日 |
入力者 | Yanajin33 |
校正者 | Hanren |
公開 / 更新 | 2010-08-06 / 2014-09-21 |
長さの目安 | 約 1 ページ(500字/頁で計算) |
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一筆啓上仕候。秋気次第に相増候処、愈々御機嫌能可レ被レ成二御座一、目出度千万存奉候。次に私儀無異に相暮申候。御休心可レ被二成下一候。兄御許にアメリカ沙汰申上候に付、御覧可レ被レ成候。先は急用御座候に付、早書乱書御推覧可レ被レ成候。異国船御手宛の儀は先免ぜられ候が、来春は又人数に加はり可レ申奉レ存候。
恐惶謹言。
九月廿三日
龍
尊父様御貴下
御状被レ下、難レ有次第に奉レ存候。金子御送り被二仰付一、何よりの品に御座候。異国船処々に来り候由に候へば、軍も近き内と奉レ存候。其節は異国の首を打取り、帰国可レ仕候。かしく。