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一度
いちど
著者
文字遣い新字旧仮名
底本 「新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ」 角川書店
2001(平成13)年4月30日
入力者村松洋一
校正者
公開 / 更新2017-11-29 / 2017-10-25
長さの目安約 1 ページ(500字/頁で計算)
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本文より


結果から結果を作る
飜訳の悲哀――
尊崇はたゞ
道中にありました

再び巡る道は
「過去」と「現在」との沈黙の対坐です

一度別れた恋人と
またあたらしく恋を始めたが
思ひ出と未来での思ひ出が
ヲリと享楽との乱舞となりました

一度といふことの
嬉しさよ



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