広橋悠『妄想する子供たち』、読むのが遅くてまだ中盤なんだけど、6章あたりから話の面白さ以上にその文学性に感動してますよ。川端康成なんかと同種の感動。 http://t.co/2Tuc7I9clA
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 5月 31
広橋悠『妄想する子供たち』読了。なぜか量子論の雲のようなものを連想した。妄想の集合から偶然選択された現実。次に読み返した時には最終章が書き変わっているかもしれないというような……。テーマから文体まで非常に高い次元でブレンドされた傑作。 http://t.co/JbHU5o77sC
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 1
川端康成といえば、『片腕』(ひとりの若い娘からその片腕を一晩借りうけて、自分のアパートに持ち帰り一夜を過ごす物語:Wikipediaより)を、たしか中学の頃に読んで衝撃を受けたのを思い出した。エロス! http://t.co/7ablyLDpm8
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 5月 31
『片腕』、どこかで見たと思ったら、日本ペンクラブの電子文藝館にあった。 http://t.co/qCYYEj8m1r http://t.co/TAvbnmqki2 #えあ草紙
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 5月 31
ウィキペディアによると、三島由紀夫が川端康成のことを「中世文学の秘められた味はひ、その絶望、その終末感、その神秘、そのほのぐらいエロティシズムを、本当にわがものにした」のは、川端一人だけだ、と書いてるそうで、『妄想する子供たち』で川端を連想したわけを今更ながら納得したのであった。
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 13