細々と仕事が入って中断の連続だったので、また『山彦』を最初から読みなおすことにする。これ、Twitterやってなかったら、ベストセラー作家が何らかの事情で出版できない作品をKDPでこっそり発表したんじゃないか、と邪推したかもしれないほどの充実っぷりですよ。
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 11
ヤマダ マコト『山彦・上: 漂泊の民 (新潟文楽工房)』、最初から読み返してやっと上巻読了。ここまで治外法権が許されるのかという疑問も、フミの圧倒的な魅力に押し切られてしまった。面白い! http://t.co/hMMYck2Usb
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 15
@satokazzz 中巻に入ってだんだんと坂東眞砂子っぽい世界に。実は狗神や死国も好きなのです。
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 15
ヤマダ マコト『山彦・中: 死者の女王 (新潟文楽工房) 』読了。いやぁまんまと引っかかりましたよ。レンの年齢とか気になってたんだけど、そういう仕掛けだったか。つまりユキホは…… まあいいや。下巻に突入。ああ面白い。 http://t.co/amFZKy4Ekt
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 18
ヤマダ マコト『山彦』上中下巻、読了。只今放心状態。坂東眞砂子の伝奇物に社会派の厚みを加え、宮部みゆきのエスパー物『龍は眠る』を軽くいなし、方言少女萌えまで取り込んだ、この内容からこれ以上の作品をまったく想像できない大傑作です。 http://t.co/mrXPRaiTxd
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 20
@satokazzz これでもかと繰り返された須見の父親の話が、めっちゃ遠いところから最後に大きくカーブしてストライクゾーンに入ってきて、そのときのフミの一言「虫か」に作者の極上のセンスを感じました。
— 佐藤和彦 / えあ草紙工房 (@satokazzz) 2015, 6月 21