カテゴリー: 本

ヤマダ マコト(新潟文楽工房)『山彦』:感想

細々と仕事が入って中断の連続だったので、また『山彦』を最初から読みなおすことにする。これ、Twitterやってなかったら、ベストセラー作家が何らかの事情で出版できない作品をKDPでこっそり発表したんじゃないか、と邪推した

広橋悠『妄想する子供たち』:感想

広橋悠『妄想する子供たち』、読むのが遅くてまだ中盤なんだけど、6章あたりから話の面白さ以上にその文学性に感動してますよ。川端康成なんかと同種の感動。 http://t.co/2Tuc7I9clA — 佐藤和彦 / えあ草

牛野小雪『ターンワールド』:感想

牛野小雪『ターンワールド 上』読了。例えれば視界の狭いゴーグルをずっと装着して歩き続けているような、目の前に突然現れるものに驚きながらも全体像が見えないまま次々と通り過ぎていく、そういう不思議な旅の話。純文学的な語りから

青空文庫で2014年元旦から公開が始まる著者のリスト

青空文庫の作業中リストが更新されて、2014年元旦に公開される予定の作品が判明しました。 著者だけリストアップしておくと、石原忍、井上貞治郎、小津安二郎、久保田万太郎、河野広道、佐佐木信綱、野村胡堂、橋本多佳子、長谷川伸

青空文庫で吉川英治『三国志』が全篇公開されました!

青空文庫で吉川英治の『三国志』が、序、篇外余録を含め全篇公開されました。えあ草紙・青空図書館の特別企画「三国志」のコーナーに一覧がありますので、読書の秋を存分にお楽しみください。  

KindleやKoboにも電子化されるべき作家が登場し始めた様子

ノーベル文学賞に特別の思いもありませんが、受賞者の作品がいつまでも電子化されない状況に多少苛立ちを感じていたのも事実。それがここに来て少しずつ登場し始めたようで、喜ばしいかぎりです。この勢いで三島由紀夫や安倍公房などの作